ご挨拶

第12回日本慢性看護学会学術集会
会 長  東 めぐみ
(東京都済生会中央病院看護部)
会長:東 めぐみ

 第12回日本慢性看護学会学術集会を平成30年7月14日(土)、7月15日(日)の2日間にわたり、TKPガーデンシテイ品川(東京都品川区)において開催させていただくこととなりました。開催にあたり、会員の皆様、関係者の皆様に感謝申し上げます。

 本学会は2007年12月3日に設立し、現在の会員数は700名に成長してきました。
 日本における疾病構造が、急性・重症の1臓器1疾患から、生活習慣の影響や高齢化に伴い慢性の全身性疾患へと変化している現状から、地域包括ケアをけん引する中核的な学会の1つであると考えております。本学会が対象とする人々が有する疾患は、2型糖尿病、1型糖尿病、糖尿病性腎症、糖尿病性足病変、下肢切断、クローン病、慢性心不全、間質性肺炎、慢性腎不全、アトピー性皮膚炎、閉塞性無呼吸症候群、メタボリック症候群、高次脳機能障害、脳血管疾患、肺結核、筋萎縮性側索硬化症、がん、認知症など、病態も病期も症状もさまざまです。
 現在、多くの国民にとって、慢性病に罹患すること、そのリスクの高まった状態に陥ることは、身近な状況であり、慢性病を予防することや増悪を防止するには、長期にわたるセルフマネジメントが必要とされ、地域包括ケアを見据えて、その人が望む生活との折り合いをつける支援の充実が緊喫の課題であると言えます。
 このような背景から、大会テーマは「慢性看護の知と技の伝承 語りから “ともに歩む看護”を未来へ紡ぐ」としました。
 慢性病看護を言語化し、次の世代につないでいく方略や慢性病をもつ人とともに生きるご家族、慢性病とともに人生を歩まれてこられた患者としての道のり、急性期から慢性期へのつながり、そして長い病気の道のりを最期まで生ききるためのエンドオブライフケアなど様々な角度から、病いとともに生き、それを支えることを語り、検討を深めたいと願っています。
 慢性病にかかわる専門家及び様々な領域の皆様にご参加いただきたく、利便性の高い品川での開催を計画いたしました。多くの皆様にご参加いただきますよう、ご案内申し上げます。

敬具
平成29年8月吉日

ページトップへ戻る